GSX400E GSX250E イグナイターとピックアップコイル!

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 さてさて、超ひさびさの更新ですが・・・

今回は ☆弥生☆さん からお問い合わせのあった、GSX400EとGSX250Eのザリとゴキの点火系でも・・・


2気筒のGSXシリーズは、ザリ系の2型からフルトラを採用しています。

ザリ系(LやTを含む)はフレームナンバーが、GS40XやGS25Xは黒いカバーのイグナイター、

ゴキ系(LやTを含む)はフレームナンバーが、GK51やGJ51のタイプは鉄製カバーのイグナイターになります。

どちらのイグナイターも、配線の本数も色も同じですがそのままでは流用はできませんでした。


なぜなら・・・

画像の1~4のピックアップコイルは、右がザリ系、左がゴキ系です。

ザリ系の1型はポイント点火だった為か、2型のフルトラ用ピックアップコイル側に進角装置が・・・

ゴキ系はイグナイター進角のようなので、ピックアップコイル廻りもシンプルな構造になっています。


おそらく、画像5のゴキ系のイグナイターのタイプの方が性能も整備性も良いと思いますが、

ちょこっと点火時期をイジりたい方は、ザリ系に一式変更しても面白いかと・・・

ちなみに、2気筒のGSXシリーズは400も250も共通部品でしたが、GS400との流用はムリなようです。


最後にザリ系の点火時期をサービスガイドから抜粋しましたが、古いデーターなので参考までに・・・

アイドリング時でTのマーク、進角時にFのマークになります。
                  
                      GSX400     GSX250
       点火時期       上死点前 10度   上死点前 15度
       進角開始          1650rpm      1500rpm
       進角終了          3500rpm      2350rpm
       進角後点火時期    上死点前 35度   上死点前 35度